磁石を郵便で送る注意点のまとめ

磁石を郵便や宅急便で送るときの注意点です

こういう送り方は絶対におすすめ出来ません

先日、個人的にインタネットショッピングサイトから磁石を購入しました。このとき大変驚いたのですが、メール便で磁石が送られてきました。封筒の中にそのまま強力な磁石が入っていたのです。

不用意に他の荷物と混ぜて事故の原因になるかもしれませんし、磁気カード(クレジットカードなど)を消去してしまう恐れがあります。

それでは、どのような梱包が安全なのでしょうか?

写真のようなのネオジム磁石を10個送る場合を例に考えてみたいと思います。1個の大きさは小さいのですが、10個集まるとそれなりに大型の業務用磁石と言ってよくなります。

25x10x5mmのネオジム磁石

まず、先に申し上げたとおりそのまま封筒に入れて送るのは絶対におすすめ出来ません。磁石がむき出しになっているのとそれほど状態が変わりません。私のノートパソコンにもバッチリくっつきます。

封筒入り磁石は危険

マグネットは御茶碗の様に欠け易いですから、御茶碗を送るときの様に緩衝材(なければ新聞紙など)を、すくなくとも1〜2cmくらいの厚さになるまで巻いていきます。

緩衝材を用意する
緩衝材を巻いた状態

これで緩衝材により磁石が激しく吸引することはなくなりました。この状態で手を挟み込んで怪我をすることはほぼないでしょう。しかしそれでも、クリップなどは簡単に吸引されるレベルです。

クリップは簡単につくレベル
さらに緩衝材付きの封筒に入れてもやはりクリップはつく

自分が持ち運ぶ場合であればこのレベルでも充分と思いますが、開封までの間、他の人が取り扱うことを考えるともう少し磁気漏れを減らすことをおすすめします。

最も簡単な方法は大きめの段ボール箱で送ることです。段ボールの中に緩衝材(新聞紙など)をしっかりとつめ、つねに磁石が段ボールの中心になるように磁石を入れます。

磁石と段ボールまでに距離は10cm以上とることを目安にしてください。

大きめの段ボールで送ってください

これで国内の陸送便は問題ありません。

ただし、航空便はこれでもダメですのでご注意ください。

段ボールのコンパスを近づけると、磁場が漏れていることがよくわかります。

これでも磁気は漏れている

航空便で磁石を送る場合には航空機の計器に影響がないよう、磁気漏れに対する大変厳しい規制があります。海外へ磁石を送るときなど航空便を用いるときには運送会社やマグネットを購入したメーカなどプロに相談する様にしてください。

※国際便の場合IATA(国際運輸協会)による、磁気に関するガイドラインがありますが、大変厳しい規格値になっています。

 

最近特に強力なネオジム磁石が100円ショップやホームセンターなどで気軽に購入できる様になってきましたが、これらの取り扱いは場合によっては危険が伴います。是非取り扱いについては安全をしっかり確認の上、楽しんでくださればと思います。

※特にインターネットでは家庭用のレベルを超えた、業務用のネオジム磁石が容易に手に入ります。